婦人科で女性が受ける性病検査はどのようなものがあるのか?

   2015/10/21


医師

女性が性病の検査を受けたいと思ったときは、産婦人科(レディース診療科などの名の場合もあります。)に行きましょう。

性病に限らず女性の場合、下半身に腹痛などの異常を感じたときは、内科と産婦人科両方の科での診察を頭に入れておきましょう。

なぜなら、産婦人科は内診と言って、膣から超音波を入れたり、綿棒でオリモノ検査をしたりと、特殊な検査方法をするからです。

内診をしないと、婦人科系の病気は検査が出来ないのです。

性病の検査は、まず視診です。

性器の見た目やオリモノの見た目、においをチェックすることと、内診で膣分泌液やオリモノを綿棒でぬぐい検査をします。

内診は、ドラマに出てくる出産シーンと同じで、横になり、膣の中をのぞかれる形になります。

やや恥ずかしい人もいるかもしれませんが、検査自体は痛みもなく、数分で終わります。

がん検診も同じ方式ですので、女性のマナーだと思っておきましょう。

内診の他には、血液検査を行います。

血液検査で分かる性病は「HIV,クラミジア、梅毒、ヘルペス、B,C型肝炎」です。

内診で分かる病気は「トリコモナス、ヘルペス、カンジダ膣炎、クラミジア」です。

また毛じらみは視診で分かることが多いです。

女性ならではの性病として、子宮頸がんがあります。

性病と呼ぶかどうかは微妙な所ですが、性行為で感染するウイルスが原因の病気です。

女性の性病は症状が出てからでは、手遅れになるものも多いので、がん検診と合わせて、定期にチェックをすると良いでしょう。

女性が手遅れになるのは性病が「妊娠、出産」に関わるからです。

クラミジア、淋病、トリコモナスは不妊の原因になります。

最近爆発的に若い世代に増えているというクラミジアは、女性の場合、初期には症状がほとんど出ません。

しかし、病気が進むと婦人機能やその周辺に炎症を起こし、子供が出来なくなる可能性があります。

また妊娠が可能でも、妊娠中に胎児に感染するもの、出産時に子供に産道感染するものなどがあります。

しかし、これらの病気になっても妊娠前に治療を受け、医師の指導を受ければ問題なく出産できるものも多いです。

性交渉を持つ年になったら「定期に婦人科へ行く」ようにしておくといいですね。

性病検査の解説

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